みぬまの取り組み
2023年8月
~生協10の基本ケア~ 「第8章 夢中になれることをする」
3階ユニット取り組み報告
10の基本ケアの取り組みとして、みぬま3階のユニットの取り組みとして、A様の取り組みを報告させて頂きます。A様ですが、若い時から英語を日記に綴ることを日課として行っていたそうです。A様は、夕方や夜間になると「家に帰ります」「自宅に帰らなくて大丈夫ですか?」など、不安になられ落ち着かないことも、時々あります。 しかし、日課としている英語で綴っている日記を書いている時は、集中しており、全くそのような不安な想いを話されません。
日記を綴るノートに関しても、担当がご家族様に持参して頂くよう依頼し、そのノートを活用し、ユニットの夢中になれることへの取り組みとしてA様には取り組んで頂いています。英語で綴られている内容は、その日の出来事や食事の事など様々ですが、A様にとって夢中になれる一つの活動となっています。
2023年3月
生協10の基本ケア学習会
3月3日金曜日、新型コロナ禍になってから、数年ぶりに、老健みぬま職員対象に、生協10の基本ケアの講義を実技を交えて、3時間ほど実施しました。
もともと基本的なところは学習していた職員もいましたが、内容を忘れていたり、勘違いしたまま業務にあたっているものもいて、今回の学習会を経て、理解が深まり、改めて気づいたことや、勘違いを修整して業務にあたりたい、といった声も聞かれました。今後も参加してくれた職員の様子を見ていきたいと思います。
そして、みぬま利用の方々にとって、有益なケアが提供されるよう、今後とも職員の学習と実践をすすめていきますので、よろしくお願いいたします。
温かい食事を提供する
3月7日のお昼で焼きたてのお肉を提供しました。
3月21日のお昼でビーフシチューを提供しました。
2023年2月
生協10の基本ケア「第8章:夢中になれることをする」
病気などで体が不自由になり、今まで出来ていたことが出来なくなることが増える場合があります。ご利用者の中には、「自分は何もできない」と生活全体を消極的に考えてしまう方もいらっしゃいます。
そこで、生協10の基本ケアでは、日常生活の中で「夢中になれること」を考え提供し、出来ることを見つけてもらう関わりをしています。出来ることを見つけることは、自己肯定感を高めることに繋がります。通所リハビリでは、以下のような様々なクラブ活動やイベントを提供しています。
今後も「夢中になれること」を提供し、楽しみ・やりがいを感じながら介護予防にも繋げていきます。
2023年1月
生協10の基本ケア「第2章:床に足をつけて座る」
2022年12月
生協10の基本ケア「第8章:夢中になれることをする」
生活リハビリや施設生活での中で役割を持っていただくために
写真①:コップ洗い
写真②:テーブル拭き
などの家事動作を職員と一緒に実施しています。
利用者さんの要望に添ったサービスが提供できるよう、本人のやりたいことを職員が伺い、季節に合った内容を提供しています。
3階本館
2022年11月
10月末はハロウィンでした。私たち3階ユニットでは、第8章「夢中になれることをする」としてハロウィンの飾りつけを職員が利用者様と一緒に作り、ハロウィンを楽しみました。利用者様個々で出来る事は違いますが、みなさん一生懸命に作られていました。こちらは作品の一部になります。当日の行事の様子です。
各々で作った作品と一緒に写真を撮りました。その日のデザートはチョコレートや生クリームの飾り付けをご自身で行い、食べて頂きました。とても楽しそうにされていました。
現在、新型コロナの影響で、様々なイベントや活動の見直しや中止が求められています。利用者様だけでなく、私たち職員も抑圧された状況が続いています。そのような中、少しずつではありますが、利用者様に楽しみ、喜んでいただくことは、私たち職員の励みになり、日々の活力に繋がります。
これからも、利用者様、職員とともに楽しめる取り組みをできるかぎり続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
2022年10月
コロナ禍の中でみぬまでお看取りをした利用者ご家族から
第2章【床に足をつけて座る】・第8章【夢中になれることをする】
2022年9月
生協10の基本ケア 「第2章 床に足をつけて座る」
2022年8月
8月15日平和祈念イベント
2022年7月
生協10の基本ケア
- 足裏に圧力がかかる生活をすることで、脳が目覚めた状態になる。
- しっかりと目覚める事で食事・排泄ができるようになる。
- 寝たきりは下半身の衰え、重度介護に繋がる。
利用者様で実践してみました
- 結果
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- 両下肢が床に付くことで姿勢が安定した。
- 座位が安定したことで、以前より両手を使い、食事を召し上がっている回数が増えた。
- ご本人からも「食べやすくなった」「両手が動きやすくなった」との発言が聞かれた。
- まとめ
- 今回、第2章「床に足をつけて座る」を入所されている利用者様で実践しました。実際に、食事時に椅子に座り替えることで、姿勢の変化や食事のしやすさ、発言の変化が見られ、座り替えた効果があったと考えられます。今後も、実践者を増やし、利用者様の快適な環境づくりを目指して取り組んでいきたいと思います。
2022年6月
通所では看護師や介護士が利用者を注意深く観察させて頂いており、ご自分では爪切りが難しい利用者さんを見つけては「爪が伸びているので切りましょうか」と声掛けをしています。利用者様の中には、身体に触れられる事や爪切りを嫌がる方もいらっしゃいますが、爪が割れたりケガをするリスクを丁寧に説明をして処置をします。今では、利用者様の方から「爪を切って、ピカピカにしてほしい」とお願いされるようになりました。