入所・ショートステイ-転倒・転落防止へのご協力とお願い
このたび入所に当たり、入所中起こりうる転倒・転落事故について、利用者ご家族の皆様にも知っていただき、事故防止のためご協力をお願いしたいと思います。
私たちは、常日頃仕事の中で事故を防ぐために努力をしていますが、日々転倒・転落の事故はあとを断たないのが現状です。
転倒・転落が起こりやすい状況とは
- 利用者様が、病状の理解が出来ず無理に動いてしまうとき
- 入所による環境の変化で認知症状が悪化したとき
- 平衡感覚の障害や麻痺により、立ち姿勢のバランスが不良なとき
- 利用者様が遠慮してナースコールを押すことができなかったとき
環境による危険性
- 夜間体制で、職員が手薄になるとき
- 床の濡れなどで滑りやすい状況のとき
- 固定が悪いベッドや床頭台につかまり、立ち上がるとき
- 段差や物につまずくとき
次の点でご理解・ご協力をお願いいたします
- これまで転倒・転落を起こしたことがある場合は、その情報を職員にお伝えください。
- 当施設では人権擁護のために、身体拘束廃止の取り組みをしております。基本的には身体拘束をしておりませんが、やむを得ず予防対策を取る場合には、ご家族にご相談し同意をいただきます。緊急時には後日ご報告する場合もございますので、ご了承ください。
- 転倒を繰り返し起こす危険性があり、ナースコールを押せない利用者様には、センサー等の使用も検討します。ベッドサイドでの動きを察知することができますが、他の方の介助をしている間にセンサーが鳴ると、どうしても対応が遅れてしまうため、センサーを使用したとしても完全に転倒を防ぐことは不可能ですので、ご承知おきください。
老人保健施設みぬま
管理部・介護安全委員会